
「寒いなぁ〜。でも動くと汗かくし、汗冷えすると辛いなぁ〜...」という方にオススメなのがこの「CRAFT Active Extreme X(8,690yen)」。ちょい大袈裟かもしれませんが、あれこれ考えずにとりあえずこれ一枚着ておけば良いかも!? 僕はガイたちの冬のワイルド散歩はこれだけ身につけておけばOKです。
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CRAFT(クラフト)はスウェーデン発祥のメーカー。
1973年、創業者のAnders Bengtssonは自らデザインしたアンダーウェアを外を走りながらテストしていたそう。走って帰ったらアンダーウェアの重さを測って発汗量を確認していたんだとか。
数年の試行錯誤の結果、彼はポリエステルが汗の吸収を抑え、素早く蒸発させ、体温を保ちやすく、それによってパフォーマンスを維持できることを発見。それを使った体温調整に優れたベースレイヤーを開発します。
さらに特殊な「編み方」を開発。今も昔も素材だけでなく縫製技術にCRAFTの強みがある。
そこに目をつけたのがスェーデン空軍。コクピットの中は灼熱、一方で外は氷点下という過酷な環境から、彼の開発したウェアでパイロットを守ることができたのでした。
そうしてCRAFT社は1977年に創業しています。ちなみにロゴの6つのドットは汗が蒸発していく様子だそうです。
「汗処理による体温マネジメント」に強みを持ったメーカーです。
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北欧の厳しい自然環境の中で長年研究された縫製技術や特殊な繊維構造は、運動時の過剰な体温上昇を抑える一方、汗冷えによる体温低下を防いでくれる。
CRAFT製品は今やスウェーデンはじめノルウェーなどの代表チームにも採用されています。スキーヤーたちにとってCRAFTはベースレイヤーの代名詞であり、W杯の選手たちを見て自分たちも憧れてCRAFT着ていた笑。
現在では自転車でかなりCRAFTが活躍しておりカヌーなどでもよく見かける。東京オリンピックや北京オリンピックでもよく見かけた気がします。
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さて、そんなCRAFTですが今回ご紹介するのはCRAFTの代名詞とも言えるベースレイヤー「Active Extreme X」。

その機能は前述の通り。寒くもなく暑くもなく丁度良い体温をキープしてくれる。
数年前に参加した千羽海崖トレイルレースでは気温10℃前後で風が強く、しかも雨まじりという悩ましいコンディションの中これ一枚で出走。
寒くもないし暑くもなく、快適に走ることができ驚いた。こんな薄いの一枚で良いなんて!(詳しくは → □ )
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機能性ウェアってよく化学薬品を使用しているんですが、CRAFTの歴史で触れたように、CRAFTの強みは「素材」と「編み方」にあります。
このActive Extereme Xは「Cool Max Pro」というプロペラ型のマイクロポリエステル繊維をベース素材に使用。優れた通気性が湿気を外に逃がし体温調整に貢献します。速乾性能に優れており肌をドライにキープ!
また、使用されているポリエステル繊維は近年問題となっている海洋プラスチックゴミから再生したリサイクル素材。身体はもちろん環境にも優しい製品なのだ。
さらに「Oeko-Tex standard 100」を取得。
これは日本の安全基準をはるかに超える350種以上の有害物質を対象とした世界最高水準の安全な製品の証明をはじめ、生産にたずさわる人や環境への負荷にも配慮したサステナブルな工場の認証など、世界に通ずる安全の証です。



要するに、機能性はもちろんのこと、身体にも環境にも配慮された製品ということ。
肌触りはフワフワしており非常に柔らか。柔らかさのイメージはゆるふわのババシャツって感じでしょうか笑? 一方でストレッチがよく効いて身体にぴったりフィットする!体を動かすにも突っ張ったりせずストレスなし。
僕はこれ一枚で千羽を走りましたが普通は上に何か重ねますよね笑。そんな時にもストレスのない薄手のフィット感です。

これは履いてみないとわからないのですが、足首部分がキュッと絶妙に絞られているなどタイツのカッティングが体にマッチしてとてもフィット感が良い。
他のタイツとの重ね着も特に問題ないように感じます!
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「寒いなぁ〜 ...でも汗かいたら冷えるしなぁ〜...」「何を着たらいいんだろう!?」という方、とりあえずこれ一枚着てみてください!
これ一枚でそんなお悩みが解消するかも知れません。
サイズ感が北欧独特の感じですので試着されることをおすすめします!
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