2021-5-2(どんな路面でも!SALMING Trail 6)

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SALMINGのランニングシューズの良さは「靴のサポートを受けられつつも、身体の自然な動きは邪魔されない」こと。グリップ力、クッション、足の保護などといった靴としての機能が我々をサポートしてくれる一方で、自然な動きを邪魔しないというところに良さがある。

この「SALMING TRAIL6」はそんな良さをとてもよく感じることができ、履き心地もよく、色々な場面で使える一足。

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アッパーは要点を抑えてある印象。

サイド部分のソールから靴紐にかけての補強(ちょうどSALMINGのロゴが入っているあたり)が「EXO SKELETON(外骨格の意味)」 というパーツ。これが足をサイドからしっかり固定してくれ、フィット感を向上させるのはもちろん、横ぶれを抑えてくれる。

この EXO SKELETON が要点を抑えていて、足の関節(よく動く部分)を外し、固定すべき場所を固定している。これによって足と靴をしっかり固定しつつも、自然な動きを妨げることがない。

メッシュの部分は足当たりも柔らかくてストレスがない。例えば足の指の付け根はよく当たったりしてトラブルになりやすいですが、この部分が柔らかいメッシュになっているので、足幅が広い人も安心です。

タンの部分はやや薄めでピタッと足にフィットします。よく見ると、地味に靴紐を止めておくゴムバンドが仕込んである。結構これは個人的に感動した笑。本当に地味なパーツですが、これがあると靴紐が解けるトラブルをかなり少なくできます(詳しくは →□□)。

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アウトソールは信頼の「vibram megagrip」。グリップ力の高さはもはや説明不要。山道や濡れた岩はもちろん、舗装路でもグリップ力がかなり高い。

ラグ(凸凹)のパターンも大きすぎず様々な路面で使える感じ。vibramの耐久性の高さと相まって、例えばロードを走ってトレイルに入り、またロードを走って帰るなんて使い方にぴったりです。

前足部に溝が入っていますが、これが「TGS 62/75」と呼ばれる構造で、かかとから拇指球までの長さをソール全体の62%に、拇指球からシューズ前方部にかけての屈曲を75°に設定することで安定性を保ち、 またシューズがちょうど正しい位置で屈曲することで、横移動、前方向への自然な動きを促進します。

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ドロップ差(かかと部分と前足部分の高さの差)は5mm。 大きくもなく、小さくもなく、なんとも絶妙なドロップ差。走ったり歩いたりするときに、自然な感じで重心の前方移動をサポートしてくれます。

ミッドソール(スポンジ部分)は程よいクッション加減。フワフワ柔らかくはないけど、硬すぎないで、ん〜ちょい硬めのクッション感という感じです笑。地味にかかと部分にだけ柔らかいフォームが使用されていて(通常のEVAよりも70%衝撃吸収性能が高い)、特にウォーキングで接地時の衝撃を緩和してくれます。

かかと部分のフィット感も良好。履くほどに足に馴染んでくる。

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まとめると、履き心地が非常によく、歩きや走りをサポートしつつも、身体の自然な動きを邪魔しない、靴底も舗装路や山道などオールラウンドに使いやすくシューズです。

トレイルランニングはもちろん、ロードも交えたランニング、日頃のお散歩、その辺の里山ハイキングにオススメ!

この靴を履いて楽しく出かけましょう!人の少ないマニアおもしろスポットのことはお任せください笑。

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