
What do recreational runners think about risk factors for running injuries? A descriptive study of their beliefs and opinions
Bruno Tirotti Saragiotto , Tiê Parma Yamato, Alexandre Dias Lopes
August 2014 Journal of Orthopaedic and Sports Physical Therapy 44(10):1-18
様々な研究によって「ケガの原因はこれと思われる」的なことが言われています。ネット記事なんか見ても専門家と呼ばれる人たちが色々なことを言っている(自分もそうかも)。
それはそうなんですが、☝️の研究ではレクレーションレベルでランニングに取り組む人たちがケガの原因はなんだと"思っているか"を調べています。
科学的な根拠などは置いておいて、何がケガの原因だと思っているか!
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「何がランニング障害を引き起こすと思いますか?」と、95人(男65人/女30人)のレクレーションレベルのランナーに質問。
年齢層は19~71歳と幅広く、平均でランニング歴は5.5年、質問を受けた者の45%が過去にケガをしたことがあるそうです。
結果、多くの人がケガの原因と思っているのは...
「ストレッチをしていない」「練習し過ぎ」「ウォーミングアップ不足」「筋力不足」「間違った靴を履いている」だそうです。
そのほかに「体の限界をわかっていない」「足の形が変わった」などが挙げられています。
まとめると...
どうやら「トレーニング」「シューズ」「身体」に関することをケガの原因として考えているようです。
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何をケガの原因と思っているか知ることで、教える側もより効果的な指導ができるってもんです。
これは海外で行われた研究だしデータ数もそこまで多くないので参考程度の情報かもですが、ある意味では非常に興味深い内容でした!
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