
Brooks Cascadia16(15,400yen)
もはや伝説と化した完全菜食主義ランナー Scott Jurek が開発に関わりアップデートを繰り返される名作トレイルシューズ。
走ってゴールしたのが Scott Jurek 。よく分からないと思いますが苦笑、気になる方はネットで検索してみてください。
そんな彼が開発に関わるシューズ。スペックだけを見ても良い靴だなぁ〜と言う感じですが、実際に履いて走るとそれ以上の良さを感じた!
フィット感、クッション性、反発性、グリップ力、軽さ...どれを取ってもレベルの高い、バランスの取れた優等生なシューズです。ガイも大喜び!笑


まず、特筆すべきはフィット感の良さ。これはBrooksのシューズ全般に言えることですが特に踵のホールドが非常に優秀。ヒールカップと言って踵を包み込むように安定させるパーツがあるのですがそいつがとてもしっかりしている。
また、少し気になるのが この "紐を通す穴"。
穴が普通より多く、通す穴を変えることで微妙に踵のフィット感を調整できるんです。正直言うと自分も最初履いてみた時に少し靴が緩く感じ何かしっくり来ないなぁ〜と感じたんですが、紐を通す穴を変えるとジャストフィット!結構感動した笑。

見えにくいですが、中足部はソールから靴紐にかけて繋がったベルト状のパーツが足をサイドから包み込むようにホールドしてくれます。
これによって足の横振れも抑えてくれる。靴紐の締め具合でホールド感も調整可能です。

中足部のホールドが優秀な一方で、足先には結構ゆとりがあり足指が制限なく動かせる印象。
「踵と中足部で足をしっかり固定し、足先にはゆとりを持たせる」と言ったフィットになっております☝️。

ミッドソールは "DNA LOFT V2" という新素材を採用。
履き心地が柔らかく、なおかつ軽量。実際に走ってみると山でもロードでもクッション具合がちょうど良く、硬い印象はないですが柔らかさを過剰に感じることもないちょうど良い塩梅です。
ドロップは8mmで自然に重心の前方移動を促してくれる。登りも進みやすいし下りで不安定さを感じることもなかった。

また、ソールは内部には "Ballistic Rock Shield" が挟んであり、小石や木の枝による突き上げから足を守ってくれているんですが...
どうもこいつがカーボンプレート的な役割も果たしているのか?何だか登り坂がスイスイ進んで良い感じがする。

アウトソールには "Trailtack" を採用。
粘着性が高くあらゆる場所でグリップ力を発揮します。昨日も落ち葉、砂、がれ場、ロード、芝生...いろんな路面がありましたが、特に不具合を感じることもなく終始快適でした!
ラグ(凸凹)は4.5mmで高すぎず低すぎず、形も大きすぎず小さすぎずでオールラウンドに使える印象。


アッパーのメッシュも耐久性が高い!
足を小石などから守るようにやや硬めのパーツが足先に配置されていますが、先述のように窮屈さは感じず、部分的に水が抜けるように肉抜きされてあるので水捌けも良いかと。
細かいところですが靴紐まとめるループがついているのも良いですね。ここに紐をまとめておけば解ける心配が少ない!

このスペックで15,400yenは結構コスパが良いのでは!?
非常にバランスが良く、オールラウンドに使用できるため、お散歩〜レースに挑戦するランナーまで、様々な方に気持ちよく使っていただけるシューズです。
今年は普段のお散歩やランニングも近所の里山まで足を伸ばしてみませんか!?
この靴が力になってくれること間違いなし!
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