2021-10-15(ドロップ差がランニングに与える影響とは?)

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「ドロップ差」とはシューズのつま先部分と踵部分の高さの違いのことです☝️。

そのドロップ差がどれだけあるかと言うのも靴を選ぶ際に気をつけたいポイントの一つ。

以前もこちらのブログでご紹介したように、ドロップ差によってケガの発生率に大きな違いはないようですが(https://sokka-sokka.seesaa.net/article/482561243.html)...

Influence of shoe drop on running kinematics and kinetics in female runners
Thibault Besson, Cédric Morio, Guillaume Y. Millet, Jérémy Rossi
European Journal of Sport Science Volume 19, 2019 - Issue 10 Pages 1320-1327

☝️こちらの研究によるとドロップ差の違いで走り方が変化するんだとか。

15人の健康な女性ランナーが対象で、0mmドロップ、6mmドロップ、10mmドロップのシューズを履いてランニングを行い、その際のフォームや力の加わり方の分析が行われています。

その結果...

6mmと10mmに比べて0mmドロップでは負荷や衝撃が大きく、足首の背屈(つま先を脛に近づける動き)が大きかったとのこと。

また、0mmドロップでは膝を伸ばす動きや力は小さくなるようです。

先行研究で男性でも同様の結果が示されているんだとか。

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個人的にもいろんな靴を履いて、またお客さんに様々な靴を履いていただいて、さらには一般的によく言われる(?)ことですが...

◎ ドロップ差の大きい靴は足首の負担が少なく、膝と股関節の負担が大きい。

◎ ドロップ差の小さい靴は足首の負担が多いく、膝と股関節の負担が少ない。

今回の研究結果を見ても、0mmドロップの靴は、6mmや10mmと比べて足首の動きが大きく、膝の動きは小さくなるとのことで経験的に理解されていることとデータが合致するのかと。

靴を選ぶ際には、走り方(特に足首や膝や股関節がどのように働いているか)や、どこかケガをしているか、ケガをしやすいかなどを元にドロップ差を選ぶ必要があるかもしれません。


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