Sokka.では靴を選ぶ際に足のサイズや幅はもちろん、歩き方や走り方、関節の可動性や重心バランスなどを気にしていますが... どうも "体重" にも気をつけたほうが良いみたい。
Heavy runners risk injury in lightweight running shoes
Professor Jon Buckley, University of South Australia
21 June 2017
こちらの記事によると... 61人のランナーを対象に26週間にわたってランニングの様子を調査したところ、体重85kg以上の人が薄くて軽量なシューズを使用した場合、少々重いがサポートがしっかりしているシューズを使用した場合と比較してケガのリスクが 3 倍高い結果になったそうです。
・体重が軽い人(71kg以下)は軽量なシューズで練習してパフォーマンスを向上させることができ、ケガのリスクが増加しない。
・体重71kg以上の人も軽量なシューズでパフォーマンスを高めることができるが、ケガのリスクがやや増える。
・体重85kg以上の人が軽量なシューズを使用した場合、ケガのリスクがとても高いという結果になったんだとか。
記事内に掲載されている"軽量"な靴
別記事に掲載されている"従来型(サポート)”の靴
オーストラリアの研究だからか体重が軽い人の基準が我々からすると少し重めな気もします。 ちなみに... オーストラリア人男性の平均体重は85kgくらいだそうで、この研究結果からすると多くのオーストラリア男性は靴選びに気をつけたほうが良さそうです。
この研究によると重要なのはBMIなどの体格指数ではなく「体重の絶対値」だそうで、あの人は身長が高い割には体重が軽いな〜とかではなく、体重が重いならそれだけで注意が必要なんだとか。ちょいぽっちゃりした人はもちろん、筋肉質な人、骨太な人、身長が高い人、さらには荷物を多くもって走る場合などにも注意が必要かも知れません。
シューズを選ぶときには体重も考慮した方が良さそうです。
2021-10-31
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