2022-7-27(暑いと走れないのは当然!? 天気や気候はパフォーマンスにどう影響する?)

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ガイも暑そう...

ここ数日やばい暑さですね...。

夏は暑く冬は寒く、いろんな天気や気候の条件があるわけですが、それってどのようにパフォーマンスに影響を及ぼすのでしょう!?

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Effects of Weather Parameters on Endurance Running Performance: Discipline Specific Analysis of 1258 Races
Konstantinos Mantzios , Leonidas G Ioannou, Zoe Panagiotaki, Styliani Ziaka, Julien D Périard, Sébastien Racinais, Lars Nybo, Andreas D Flouris
Medicine & Science in Sports & Exercise 2021 Oct 14.

こちらの研究では1936年〜2019年に行われた膨大なレースのデータベースを解析。

マラソン、10000m、5000m、3000m障害、50kmと20kmの競歩の世界的に主要なレースのデータですが、上位層と中間層のタイムとおよそ9km地点での気温や湿度や風力などを照らし合わせたそうです。

その結果...の前に解説しておく必要があるのがWBGTなるもの。こんなの理科の授業で習いませんでした!?(↓)

スクリーンショット 2021-12-10 6.20.52.png(環境省熱中症予防情報サイトより)

日本語では湿球黒球温度と言うそうですが、要するに湿度や風、太陽の影響もひっくるめた暑さの指標で、単なる気温とは異なります。

で、解析の結果...

◎ WBGTに基づいたグレードで言うと、27%のレースはcold/cool環境で行われている。47%はneutral、18%はmoderate-heat、7%はhigh-heat、1%はextreme-heat。

◎ パフォーマンスに影響を及ぼすのは、気温(重要度40%)、湿度(26%)、日射(18%)、風の強さ(16%)ではあるが、WBGTのように複合的に考えたほうがパフォーマンスに与える影響は正確に予想できる。

◎ 最も条件が良いのはWBGTが7.5~15.0℃。

◎ このゾーンから外れるとWBGTが変化するにつれて0.3~0.4%パフォーマンスが低下する。

◎ 気温だけで言うと10〜17.5℃が良いらしい。

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WBGT 7.5~15.0℃というと、松山の3~4月、10月下旬くらいかと思います( 参考: https://www.wbgt.env.go.jp/doc_trendcal.php?region=09&prefecture=73&point=73166&tab=5undefined )。

ここ数日のやばい暑さでWBGTは31℃くらいになるのか!? そうだとすると3~4月、10月あたりの条件の良い季節に比べてかなり大きくパフォーマンスが低下することになる。

一方でそろそろ愛媛マラソンの一般エントリーが始まりますが、愛媛マラソンの時期は逆に "寒すぎる" みたいなので、ある程度の寒さ対策が必要かも。

気候の影響で今は走れないのは当然といえば当然。

出来る対策をとりつつ、今できることを焦らず頑張りましょう!


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