2022-4-27(300km以上走った靴だとフォームが変わる!?)

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ランニングシューズってどれくらいで交換すると良いのか!?

ネットでチラッと調べただけでも、500~600kmくらいとか、ソールが削れてきたらとか、ある研究によっては "High Quality" なシューズだと1,000kmくらい走ってもクッションや安定性は保たれるとか...いろんな情報が出てきます。

どうやら考え方は様々で統一されていないようですが、使った距離とか期間とか、靴の状態などを見て総合的に判断する必要がありそうです。

総合的に...と言うことで、多くの人があまり気にしていないかも知れないポイントの一つに、使い込んだ靴によって "走り方(フォーム)" が変化すると言うことがあるかと思うのですが、以下の研究では使い古した靴によってフォームがどう変わるか検討されています。

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Running in new and worn shoes: a comparison of three types of cushioning footwear
P W Kong, N G Candelaria, D R Smith
October 2008 British Journal of Sports Medicine 43(10):745-9

簡単にまとめると...

まず24人のランナーが一足の靴で320km走り、その320km走った靴 vs 同じ靴の新品で、走り方がどう変化するか実験されています。

その結果...

・古い靴だと接地時間が長くなる。

・前傾角度が小さくなる。

・古い靴だと蹴り出しの際に足首が曲がらず(背屈が小さくなり)、地面を蹴るように伸びる動きが大きくなる(底屈が大きくなる)。

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(参考:足首の底屈・背屈: https://kansetsu-life.com/comm_dict_pro/entry.html?l=底背屈運動 より)

エアーとかゲルとか、いくつかのタイプの靴で実験が行われていますが、靴のタイプによってこの走り方の変化のパターンに違いはないようです。

靴が古くなってクッション性がなくなってくると、それに合わせて走り方を適応させているのではないか!? と考察されています。

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靴によってフォームが変化すること自体は自然なことかと思いますが、それによってどこか不具合が生じたり、何か調子が悪かったりするようだったら靴を新しくした方が良いかも知れません!

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