筋肉は裏切らないかもしれないが、関節はいきなり裏切るからな。腰とか膝とか肩とか。
— ドカ太郎 (@dameningen1gou) May 16, 2020
筋肉は裏切らない!だが関節はいきなり裏切るのだ...涙。皆さんもそんな経験ないですか?
そんな中 以下の記事を発見。大変興味深い内容なのでシェアします。掻い摘んでまとめてあるので詳しくはリンク先をチェックしてください!
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How Jell-O Could Speed Up Injury Recovery ~Connective tissue is notoriously slow to heal. New research suggests gelatin might help.~
Alex Hutchinson
May 30, 2019
一般的に腱や靭帯の成長は18歳でストップするそうです。足底筋膜炎など、腱や靭帯(以下、結合組織と書きます)のケガの回復が遅いのもこれが原因だそう...。
しかし!ある研究によると結合組織は運動(引き伸ばされる)することで新しくコラーゲンを合成するとのこと。
ちなみに、結合組織の大部分はコラーゲンで構成されており、コラーゲン繊維が太くなったり、数が増えたり、密度が高くなったり、結合が強くなったりすると腱や靭帯は強くなります。
このような運動によって誘発されるコラーゲン合成は、運動開始10分でピークを迎え、それ以上運動を続けてもスイッチはOFFになっていくそうです。
つまり、腱や靭帯を強化したり回復させたりするには10分程度の運動がちょうど良く、それ以上の運動は無意味かむしろ逆効果にもなり得る。
また、結合組織はプロリン(コラーゲンの構成物質)などのアミノ酸にも反応してコラーゲン合成をするとのことで、そういった物を摂取するのにオススメなのが "ゼラチン" なんだとか。

ある研究では...
6分間の縄跳びを1日に3回実施したところコラーゲン合成が通常の "倍" に!その運動の60分前にゼラチンとビタミンCを摂取したところコラーゲン合成が "さらに倍" になったと報告されています(驚)。
ちなみに、縄跳びは腱などの結合組織を引き伸ばすような運動で、ビタミンCはコラーゲンの合成に必要です。
また、"運動なし" で ゼラチンだけを摂取したのではあまり意味がないそうです。
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このようにゼラチンの摂取と運動を組み合わせると良好な結果が得られそう!18歳で成長が止まると考えられていた腱や靭帯を強くすることができ、ケガからの回復も早まるかもしれない!
ポイントは...
①:運動の30~60分前にゼラチンやビタミンCを摂取。
②:運動は10分を超えない程度でOK。
③:ケガ予防なら週に2~3回、ケガからの回復には1日3回ほどのミニセッションがおすすめだそうです。
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足底筋膜炎をはじめ、膝などの痛みに悩む方も多く、自分も何か良い方法はないかと情報を探していたのですがこれは試す価値がありそうです!
ケガからの回復はもちろんケガの予防や関節の衰えを感じる方にも運動と合わせてゼラチンやコラーゲンの摂取が有効かも知れません(コラーゲンが分解されたのがゼラチンです)。
2022-3-18
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