
Brooksのシューズには "GTS" と書いてあるものがあります。Sokka.で取り扱っているモデルで言うとアドレナリンGTSとかローンチGTSなどです。
GTSとは "Go-To-Support" の略で、Brooks独自の "Guiderail®︎テクノロジー" が搭載されているということ。
この GuideRail®︎テクノロジー が実に素晴らしい機能をしており、足の関節が不安定だったり、膝や腰に不調を抱えるお客さんにいつもお勧めし、ほとんどの場合で良好な結果を得ています。
今回は、そんな Guiderail®︎テクノロジー がどんなものかご紹介!
上の動画のように、人間の足は着地の際の衝撃を吸収するために、踵が内側に倒れるように変形します(動画の人はちょい倒れ込みが大きい)。
このような足を変形させて衝撃を干渉する動きを "プロネーション" と言い、人間の足に本来備わった自然かつ素晴らしい機能です。
しかし...

上の画像は自分の足ですが、特に左足の踵が内側に大きく倒れ込んでいるのがわかるでしょうか!?
床に対する踵の角度を見ると、左右の違いがわかりやすいかと。
過去に捻挫や骨折を繰り返しこんな風になってしまったわけですが... このように倒れ込みが通常よりも大きかったり、反対に小さすぎだったり、左右差があったりすると問題が生じやすいんです。
また、この問題は足だけに限らず、より上の関節にも影響を及ぼします。
ちょっと実験!

① 皆さん試しにその場で立って、踵を内側に倒そうとしてみてください。
② すると... 土踏まずが低くなるのがわかるかと思います。
③ そして土踏まずが低くなると... 脛が内側にねじれて膝が内側を向くのがお分かりでしょうか?
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こんな風に、上述のようにプロネーションが大きすぎたり小さすぎたりすると、より上位の関節にも影響を与えることになるんです。
右が大きく左が小さいというような、左右差がある場合もバランス良くないですよね。
もしかしたら、あなたの身体のバランスの偏りや不調の原因はこんな風に "足" が原因かも!?
そんな時!
Brooks GuideRailes®︎テクノロジー 搭載のGTSシューズがいい〜仕事をしてくれるんです!笑
動画にもあるように例えるならボーリングのバンパーのような役割で内側に行きすぎたら外側へ、外側へ行きすぎたら内側へとそっと誘導してくれるのが GuideRails®︎テクノロジー。
過剰な踵の倒れ込みや倒れなさ過ぎ、それに伴う脛や膝の過剰な動きを抑制し、動きをより快適に、そしてトラブルを抑えてくれます。



外から見えるのはこの小さな部品だけなのですが、靴の内部を見てみると...

こんな風になっている。
踵の内側と外側に少し硬いパーツが配置されており、内側のパーツは踵の内側への倒れ込みを抑制。外側のパーツ(内側のものよりも少し硬くて高さもある)は踵の外側への動きを抑制している。
上述のように足の動きは膝にも連動しており、このような足のサポートによって足-膝の位置や関係性を改善しているんです。
これが実に良い仕事をしてくれていて、自分のように足に不具合を抱えている人は履くとすぐに良さがわかるかも!? 自分もすっかりGTSモデルの愛用者でアドレナリンGTSとローンチGTSを履きまくりです笑。
ちなみに自分が作成するインソールとの相性も良く、GuideRails®︎の構造をよく見て自分の考えに似た部分があり、これは相性が良さそうだ!と感じたことも何を隠そうBrooksの取り扱いを検討したきっかけです。
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少し難しい話ですが、人間の関節にはそれぞれ固有の動きがあり、それはみんなそれぞれ微妙に違います。つまり誰もが同じ歩き方や走り方をするのは不自然であり、それぞれに合った歩き方や走り方が存在することになる。
もっと言うと、そんな固有の動きに合った靴が存在することになる!詳しくは( □ )。
Brooksはそんな固有の動きに基づいた靴選びを推奨していて、GuideRails®︎テクノロジーも余計な動作を抑えるけどもそれぞれの人の自然な動きは妨げないという構造になっています。
行き過ぎたらサポートするけど行き過ぎなければ邪魔しないみたいなイメージで、そんな必要なサポートをしつつも "し過ぎない" と言うところも一押しポイントの一つです!
足や膝に不安や不調を感じる方、また上の自分の画像のように踵が内側に倒れている人などに特におすすめ!詳しくは無料で足の歪みなどチェックしますので、ぜひお気軽にお店でご相談を!
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