Exercise intensity regulates the effect of heat stress on substrate oxidation rates during exercise
E Maunder, Daniel J Plews, Fabrice Merien, Andrew E Kilding
September 2019European Journal of Sport Science 20(7):1-23
こちらの研究では二つの実験で暑熱環境での炭水化物利用の違いが調べられています。
一つは18℃(涼しい)と35℃(暑い)の環境で低強度・中強度・高強度の運動を行い、炭水化物の利用に違いがあるかどうか。
その結果、暑いと(18℃よりも35℃で)どの強度でもエネルギー源としての炭水化物の利用が増えたとのこと。そしてその増加率は低強度<中強度<高強度の順番に多いそうです。
もう一つの実験は18℃・28℃・34℃・40℃の環境で 20分の中強度運動(MAXの約70%)と5分の高強度運動(MAXの約80%)を行い、炭水化物の利用に違いがあるかどうか。
その結果、中強度の運動は40℃を境に、高強度の運動は34℃を境に炭水化物の利用が増えたそうです。
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暑いと(今回の実験では35℃以上)炭水化物の消費が増えるみたいなのでしっかりご飯を食べるのは大切そうですね〜笑。暑い時期は食事や運動中の補給で気をつけて炭水化物をとったほうが良いかもしれません。
また40℃の環境ではMAXの70%ほどの強度の運動(呼吸が荒くなり始めるくらい)でも炭水化物の利用が増えるようです。34℃でも高強度(息が荒い)の運動で炭水化物の利用が増える。
最近では40℃くらい気温が上がることも珍しくなくなりました...。気温に応じてメニューを調整したり、食事や補給の作戦を練ると良いかも!?
ひとまずモリモリご飯を食べましょう!補給には他を一線を画す効果の MAURTEN がおすすめです!
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