
以前チラッとご紹介した Runmetrix ランニングモーションセンサー(14,080yen)、データや表示されるアドバイスが面白く、ここ最近こいつを着用して走っています。
無くさないように名前を書いておきました...笑。
この商品の素晴らしいところは、細かいデータも計測してくれているんですが、それをいくつかの項目にまとめて分かりやすく伝えてくれるアプリにもあるかと思います。
細いデータはこんな感じ。
ストライドやピッチはもちろん、骨盤の角度や回転、上下動や接地時間、左右の衝撃、減速量、蹴り出しの加速度、スティフネスなどなど... 測定項目は多岐にわたります。
でも、こんな数字だけ見ても訳分からないじゃないですか!
それを...
こんな風に「骨盤を軸とした全身の連動」「動きの力強さ」「スムーズな重心移動」「左右対称性」「安定した姿勢」「負担の少ない接地」という6項目にまとめて教えてくれるので概要が掴みやすい(↑)。

ちなみにそれぞれの項目をポチッと押すと、それぞれの項目についての説明とともに何の測定値が関連するのか表示してくれます。例えば「動きの力強さ」には「ストライド身長比」「骨盤の引き上げ」「骨盤の回転」が関連しているそうです(↑)。
もし、6項目のチャートで「動きの力強さ」が低いなぁ〜という場合は、詳細な測定値の「ストライド身長比」「骨盤の引き上げ」「骨盤の回転」をチェックしてみると良い!
詳細な測定値に関してもそれぞれ説明が表示されるとともにYoutube動画でどんな項目か教えてくれるので、なるほどそういうことね〜とイメージがつかみやすく走り方を改善していくヒントが掴めます(↑)。
さらに、こんな風に「現在のフォーム」と「目指すべきフォーム」のイメージを動画で表示してくれます(↑)。さすがに腰につけたセンサーだけで全身の動きを正確に表示することは難しいかもしれませんが、「目指すべきフォーム」のイメージが掴みやすいから非常に重宝する。
自分の場合は「なるほど〜もっと上体を起こして接地を重心の近くにして身体の後側の動きを多くするけど接地時間はなるべく短くする感じか!」と走り方のヒントが得られた笑。
そんな僕の今朝のトレーニングの点数がこちら(↓)。
お〜点数が上がり何だか嬉しい気分です笑。
僕の場合は「骨盤を軸とした全身の連動」「動きの力強さ」という項目が低い傾向にあり、「安定した姿勢」は高いみたい。細かい測定項目をチェックしてみると骨盤の動きが小さい様子。
姿勢のブレは少ないものの、安定しすぎて伸び伸びと動きの大きな走りができていないのか!?
そこで普段のトレーニングに一工夫。
走る以外にも片足のスクワットや片足のデッドリフト等を多く取り入れたのですが、骨盤周辺に動きを出すためにハードルを...チューブを...水平に...でした(秘密!)笑。
あと、接地時間が長すぎるから短くしようとRunmetrixにアドバイスをいただいたので、縄跳びトレーニングや50mほどのダッシュをピッチを..して数本行うようにしています。
もちろん走る時にもフォームを多少意識しています。骨盤の引き上げを〜回転を〜接地時間を〜って感じです。

実際にRunmetrixの得点が上がって以前よりも力を入れなくてもよく進むような気がします。
ただ、今はその力を抜いても進む感じになれておらず今まで通りに力一杯走ってしまうのが改善すべきポイントです。不思議と以前のように力を込めて走っても、力は抜いているけどフォームを意識して走るのとタイムやペースは一緒なんですよね〜。
引き続きRunmetrixの力を借りながら、より良いフォームで走れるように練習しようと思います。
こんな風に練習をより的を絞って進めることができるし、何よりモチベーションが上がるからオススメのアイテム!

一方で忘れてはならないのは、マラソンの結果はフォームだけで決まらないということ。
持久系アクティビティのパフォーマンスを左右するのは「最大酸素摂取量」「乳酸性作業閾値」「運動効率」の三つと言われています。
大雑把には、それぞれ「どれだけ心肺機能が強いか」「代謝(エネルギー酸性)の効率が良いか」「効率よく運動できるか」ということ。
Runmetrixで測定できるのは「運動効率」。
極端な話、Runmetrixの点数が100点満点でも最大酸素摂取量や乳酸性作業閾値が極端に低ければマラソンのタイムは良くないでしょう...。フォームはめちゃ良いけど超バテやすい...。
Runmetrixを上手に活用して、バランスの良い練習でより良い走りを目指しましょう!
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Sokka.ではそれぞれの測定項目について詳しく説明したり、その方に良さそうなトレーニング方法をご提案することも可能です。
その辺が他のお店と少し違うところ。ぜひお気軽にご相談ください!
9/25までメーカーさんにお借りしたサンプルもあるのでまずは使ってみてください!
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