先日のこと、CASIOさんご協力のもと、Runmetrixランニングモーションセンサーの体験会を開催しました!
お陰様でご好評いただいているRunmetrix...。詳しいことは自分が1ヶ月使ってみた時点でのレビューをご覧ください(https://sokka-sokka.seesaa.net/article/491334757.html)。
実は自分は大学院ではスポーツ工学を専攻しており、そこで足や靴やインソールの研究をしていたのですが、少しの期間だけRunmetrixのようなセンサーの研究をしていました。
動画解析を正確に行うとなると設備が大掛かりだし、一方で屋外などで簡易的な動画解析を行なっても正確性が微妙...。それならウェアラブル(身につけられる)なセンサーを使ってそれぞれの関節の動きを計測できると良いのでは!? というものです。
ほんの少しですが、自分がそんなことをしていたからこそRunmetrixの凄さをビシバシ感じます。
この大きさのセンサーでここまできれいな数字を導き出すこと、そして14,080yen(税込)というお値段は衝撃です。
センサーはもちろん、実際に数値を解析してくれるアプリ(無料)も非常に優秀。内容盛りだくさんで実にわかりやすく結果を教えてくれます。
とにかく「すげ〜」って感じでした笑。
実際に使用しての効果もひしひしと感じており、自分自身の練習はもちろんのこと、マラソンチャレンジPROJECTにご参加の皆さんの指導場面でも力を貸してくれています(詳しくは https://sokka-sokka.seesaa.net/article/492486959.html)。
一方で...
ガイ:僕にはわからない〜
あまりにもセンサーとアプリが凄すぎてその機能を十分に使いきれない場合もあるのかと思います。
すでにRunmetrixをお買い上げいただいたお客さんと話をしていても、「え!そんな機能があるの!?」と知らない機能があったり、「そうすればよかったのか!」と便利な使い方を知らないことが少なくない。
自分もあれこれ調べてわかるようにお伝えできれば良いのですが、店頭で全てをお伝えすることはできないし、使いながら分からないことなどはお尋ねいただくことにしていたのですが...
今回はメーカーさんのご協力を得て、すでにお使いの方にはフォローUPを、まだ使ったことないけど興味があるという方にはどんなものか体感していただく機会を設けることとなったわけです。
Runmetrix体験会というとアスリートの有名な先生に来てもらって、使い方を教えてもらったり、みんなで楽しくフォームの練習に取り組むというのが定番のようですがSokka.は違います。
ウチは硬派ですから「使い方をきちんと学ぶ」ことを優先課題とし、ガチの(?)社員さん2名にお越しいただき、とても丁寧に使い方や数値の見方を教えていただきました。
まぁいずれ定番パターンも笑。
お店に集合後、センサーの設定等を済ませ出発!ひとまずどんなデータが取れるか実際に計測しながらジョグで堀之内公園へ向かいます。
公園に着いたら自分のデータを見てみる。データの見方等を非常に丁寧に教えていただきました。自分も知らないことがあったりしてかなり勉強になりました。
皆さん思ったよりも点数が高かったり低かったり、自分が感じていたフォームの課題と実際のデータが合致していたり、自分では見えていなかった課題が見つかったりしてリアクションはさまざまですが、他の人とデータを見合ったりしてなんだが盛り上がる笑。
Runmetrixには走り方のアドバイスや気をつけるとよいワンポイントアドバイスが表示されるので、残りの時間は実際にそれをやってみる。
うまくできないな〜という場合はメーカーさんや自分に聞いていただき体操やドリルに取り組んでみました。
実際に点数がUPしたり、一つ良くなったら他の項目の点が下がったり、こちらも反応がさまざまでしたがこれこそ「練習」であり「試行錯誤」というもの。
ただ、試行錯誤の結果がなんとなく曖昧なものではなく、「数値」としてフィードバックされることにRunmetrixを使う意味があるんです。
「その練習はうまくいっているのか?」「そのフォームの意識は良いのか?」ということに対して一種の答えを出してくれ、練習が間違った方向に進みそうになった時に気がつくことができる。
走力や競技レベルに関係なく「少しでも効率の良い走り方」「ケガをしにくい走り方」を目指すのは共通して大切なポイント。逆に走力が劣るから走り方はどうでもいいなんてことはない!
より良い走り方を目指して日々練習するわけですが、もし今頑張って取り組んでいる練習やフォームの意識が間違っているとしたら...!?
そんな練習を積み重ねるということは、ある意味どんどん下手くそになる練習をしているということで、練習すればするほど走り方が変になっていくかも知れません...。
どこかでそれに気がつかないとずっとそのままですが、一人だとなかなか...。
だからこそ!そんな時はRunmetrixを使うと良いんです。データを計測するたびに今の自分の走りはどうなのか採点してくれ、進むべき方向、逆に進むべきでない方向を教えてくれます。
今回ご参加の皆さんにはRunmetrixの操作方法だけでなく、そのような活用方法や使う意義みたいなものをなんとなくご理解いただけたかと思います。
実際にあれこれ意識したりドリルの前後でデータを計測することで練習への取り組みもイメージできたかと。
午前午後10名ずつの限られた参加人数でしたがお陰様で満員御礼。ご参加の皆さんの今後の活躍をお祈りしています!分からないことなどあればまたいつでもご質問ください。
また今回カシオ計算機株式会社のKさん、Oさんにはとても丁寧にレクチャーしていただきました。大変勉強になりました!誠にありがとうございました。
お店では自分のRunmetrixをサンプルとしてお試しいただけるようにしていますので興味のある方はまずは実際に使ってみてください!
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