最近のシューズの進化は凄まじく、クッションだの反発だの、カーボンだの何だの、以前とは比べ物にならないほどのサポートを受けられるようになりました。
以前はマラソン選手の履く靴といえば軽さが命で、ペラペラの薄いシューズが多かったのに対し、今は厚底で、足のサポートがしっかり盛り込まれたシューズが多い。
それはそれで素晴らしいことなのですが... 靴に頼ってばかりではなく、自分の足を鍛えることを忘れてはいけません!
靴のサポートが多いと言うことは、自分で頑張らなくても支えてもらえると言うことで、いつもそんな靴に甘えていると知らないうちに足が弱ってしまうかも!?
足を鍛えるために自分のお気に入りのトレーニングは「裸足ラン」と「裸足登山」(笑)!
過去にブログでもご紹介しましたが( https://sokka-sokka.seesaa.net/article/482135619.html )、ただ裸足になるだけで得られるメリットがたくさんあるんです。
気分もスッキリするし皆さんもやってみては!? 笑
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... そんなこと言われても、裸足でその辺を走っていたら頭がおかしい人みたいじゃないか!
それもよく分かります笑。それにいきなり裸足で走ったり歩いたりするのは足の負担が大きく怪我のリスクも高い。
そこで!
ある程度のサポートもしてくれるけど、程よく放ったらかしてくれる、絶妙にニュートラルなこんなシューズを履くのも良いかも知れません。
SAUCONY Kinvara14(13,200yen)
以前から軽量な練習用シューズとしておすすめしていた Kinvara(キンバラ)がアップデート!ミッドソール(クッション)が3mm以上追加されたと言うことで、最初は「また厚底か...」と思っていたんですが...
実際に履いてみると、これまでの Kinavara のニュートラル感を残しつつ、フィット感が向上し、より履きやすい軽量ニュートラルシューズに進化していた!
多くのシューズはアウトソールと言って靴底にラバーを貼り付けているんですが、Kinvaraは以前から最小限のアウトソールで、ほぼミッドソール剥き出しの靴底をしています。
これが何とも柔らかな接地感で気持ち良い。柔らかと言うのはクッション性に富んだと言う意味ではなく、柔軟なというか、足の自然な動きが靴に制限されないと言うか...そんな感じ。
様々な路面でグリップ性も高い。
前モデルよりも厚みを増したミッドソールですが、変に柔らかすぎず、硬すぎず、不安定さは感じません。むしろフィット感や足の安定感は今モデルの方が明らかに高く感じる。
アッパー(足を覆う布部分)のフィット感向上ももちろんのこと、ミッドソールのサイド部分が少し迫り出しており、その中に足が置かれることで横ぶれが減っているのかもしれない。
ドロップ差(靴のつま先部分と踵部分の高さの差)は4mmと低め。関節の可動性などによってドロップの低い靴を履いて感触が良い人と、そうでない人がいて、良い感触のシューズを選ぶことが基本的にはオススメなのですが、靴の選び方は感触だけではありません。
その靴を履いて何がしたいか?どうなりたいか?という視点で考えると、やはりKinvaraは自分の「走り」「歩き」「動き」を見直すのにおすすめなんですね〜笑。
ワイルドすぎない、程よく自然なところがおすすめのポイントです。
このまま泳げるのでは!? と言う見た目のメッシュのアッパーですが、派手な靴下を履いたりしても案外色が透けないようです。
アッパーの構造は実にシンプル。使う布も少ないから靴も軽いんでしょうけど、上述のようにフィット感が高くグラグラすることもなくて気持ち良い。
インソールをみると結構ゆったりした構造であることが分かるかと。足指の動きが制限されるようなこともなく、ある意味 裸足のように伸び伸び足が動かせます。
インソールの素材はPWRRUN+と言う他のモデル(Triumphなど)のミッドソールに使用されている素材を採用。クッションと反発に優れ、なおかつ温度によって性能が影響されないと言う素材なんですが、触った感じがモチモチしていて癒される〜笑。
このモチモチ感も気持ち良いフィット感の要因かも!?
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シンプルな構造で軽量、フィット感も向上し、伸び伸び体の動かせる実に気持ちの良いシューズになっています。
そしてやはり(妙なことを言うようですが...)、足を支えすぎず、程よく放ったらかしにしてくれるけど、裸足で走るほど負担が大きくなく、程よいクッション性などは持ち合わせていると言うところが自分は大好きです笑。
靴の進化も面白いんですが、やっぱ自分の足や体を鍛えないと!
いきなり裸足で走り回るのは大変なので、皆さんもこう言うシューズを持っておくと良いですよ!
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