愛媛30kに参加してきました。国領川の河川敷の3kmコースを10周するという、景色を楽しんだりすることにはなりませんが、ペースメーカーもいてマラソンの練習にはもってこいのイベント。
この日は参加者全員にランニングフォーム分析モーションセンサー「Runmetrix」が配布され、ゴール後にレース中のフォームや適正ペースを教えてくれるレポート(簡易版)が送られてきます。自分の結果はまた後ほど。
あまり写真も撮っていないのですが、この河川敷をひたすらぐるぐる走りまくる。
自分はフルマラソン3:30のペーサーさんのグループにて走ったのですがこれはなかなかの修行でした。自分の身体の動き、姿勢と重力の関係、全身の連動など... 意識を深めながら淡々と走る。たまに周囲の人の履いている靴をチェック(サイズ合ってないな〜など笑)。
景色も変わらないしず〜っとタイムに追われているようで正直言って楽しくはない...。とうとう終盤に嫌になって集団を抜け出し、自分のペースで走ったのですが、その時が伸び伸び走れて一番気持ちがよかったです笑。
目標タイムもあるのですが、あまり難しく考えず、まずは自分が元気に気持ちよく走って、その結果偶然目標がクリアできるくらいで良いな、と改めて思いました。景色も見ず、時計(タイム)ばかり気にしているのは健康的でない気がする。
これが自分のレースレポート(↑)。「力強い動き」という骨盤周辺のダイナミックな動きを表す指標に相変わらず課題が残るものの、自分としては思ったよりもよく走れた印象。
序盤〜中盤よりもペースアップした終盤の方がスコアが良いですが、これはペースが上がったからとも言えるし、結局自分の快調なペースで走るのが一番効率も良いということなのかと。
推奨ペースやオススメのトレーニングなども紹介されています。自分が思っていたより速いペースがオススメされていて嬉しいような、本当にそのペースで走って途中で潰れないか心配なような...。
ポイントとなる指標として「着地衝撃」が挙げられていますが、これは自分で分析するにはsub3:30のペースに合わせるために少しブレーキをかけて走っていたことが原因のような気がする。
オススメ筋トレとしてランジが提案されていますがこの種目は意外と実施方法に注意が必要で、やり方によっては着地衝撃をより大きくしてしまう。後あしを〇〇にして、素早く□□するなどすると良いかも...。
まぁ、何はともあれ楽しく健康的に走ることが一番です笑。ゴールへ向かう?まだあと2〜3周残っている?Kさんの楽しそうな様子。
Sokka.では以前からRunmetrixを活用したトレーニングを行なっていますが、こいつの大事なところは「どう使うか」です。フォームを分析するだけ、ましてやセンサーを持っているだけでは勿体なさすぎる。しっかり活用してフォームを改善し、伸び伸び気持ちよく走れるようになることに真の価値があります。
あれこれ自分自身で人体実験をしたり、お客さまのトレーニングにRunmetrixを活用するなどしてフォーム改善のノウハウが少しずつ蓄積されているので、一体どうすれば!? という方はぜひお気軽にご相談を。
大会後Runmetrix購入のご相談もちらほらいただいております。他所で買ったけど使い方がよく分からん!という方もお気軽にご相談ください。
大会後は温泉に入り...
Sokka.新居浜出張営業でした。いつも遠方からお越しいただくのも申し訳ないですもんね〜。またこういう機会を設けられれば!
大会関係者の方々、出張営業にお越しいただいた皆さん、どうもありがとうございました。
最後に一言物申す。今大会では一部の人間の程度の低さが気になった。ゴミ箱が数m先にあるのになぜポイ捨てするのか、途中でもらえるゼリーを配っていたからとはいえ毎周2個ずつ取る必要があるのか...。
その人たちも目標ペースで走るのに一杯一杯だったのかもしれませんが、言っちゃ悪いが、そんなことまでして達成しなくてはならない目標なんだろうか。自分は他にもっと大切なことがあるような気がする。
今の仕事をしていてたまに思うのですが、こんなにも楽しくて健康的なウォーキング・ランニングなのに、たまに取り組み方が非常に不健康な人がいて残念でならない。
あれこれ学び、実践し、検証し、考える中で、結局のところ「健康」ということの大切さをビシビシ感じる。スポーツのパフォーマンスを上げるにしても、心技体、衣食住が健康であることが大前提。体が強くても、心や考え方が不健康ならばどこかで壊れるし、結局は弱い。
さらに言えば、そういう人は靴を合わせたり、トレーニングで鍛えたりしてもどうにもならない。なぜなら他に原因があるから。何を隠そう、これまでにほんの数名ですが、「ウチには売れるものがありません・できることがありません」と伝えてしまったことが...。
逆にこの人大丈夫か!? という人が一緒に走ったり歩いたりしているうちに変わってきて、健康的に、伸び伸び運動を楽しまれている様子を見るとこちらまでワクワクして嬉しくなる。
情報の溢れる昨今、運動というと理屈や方法論ばかりが目に飛び込んできますが、それは「手段」であって「ゴール」ではない。目先のことばかりに目を奪われ、本当に大切なことを見失ってはいけない。
○kgで○回を○セット、月間走行距離が□kmペースは1km△分、というのも素晴らしいが、自分が思うに、大切なのはそういった過程を経て、自分自身がより良く、心身ともにより健康に変化していくことです。
もっと物申したいことがあるが、今日はここまで。
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