Sokka.には「何か困っている人」が多くいらっしゃいます。
「〇〇が痛くなる...」「何だか調子が良くない...」「自分に合った靴が見つからない...」など、色んな方がいらっしゃるのですが、そんな問題の原因は大きく分けて3つです。
①:体の問題
車に例えると車体の問題。車軸が曲がっているのと運転手が下手くそなのは別問題。「もっと足首を深く曲げて!」とアドバイスされても、そもそも足首が硬くて曲がらない場合など。
②:動き方の問題
車に例えると運転手の問題。車体には何の問題がなくても運転手が下手ならトラブルが起こりやすい(事故など)。人間の場合は、体の可動性や安定性に問題はないけど、単純に下手な場合。
そういえば昔、遊びでサッカーをしていて、足がめちゃくちゃ速いからボールに追いつくのは早いけど、下手くそで結局ピンチを招く友達がいました...。
③:道具の問題
例えば靴のサイズが合っていないなど。体もよく動くしテクニックも上手だけど、自分に合わない道具のせいでパフォーマンスを発揮しきれていないか阻害されている。
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「困っていること」を改善するには、その「原因」に応じた対処が必要だろうと思います。
例えば、Sokka.では「自分に合う靴が見つからない...」というお客さんに靴を売らないことが多々あります。どういう時かというと、よくあるのが「足」や「身体」のバランスが変だから、どの靴を履いてもしっくりこない場合です。
例えば、足のサイズが左右で大きく違えば片方は良くても反対は変な履き心地になるし、股関節がめちゃ硬くて歩き方や走り方のバランスが良くなければどの靴を履いても足が痛くなったりする。
そんな時は靴を提案してもしょうがないので、体操をしたりインソール(中敷)を調整するなどしてバランスを補正すると良いですよ。逆にそうすることでどんな靴を履いても平気になったり!?
冒頭の動画は先日フォーム改善のご相談のSさん。動画を見て何がどう変わったかとか分からない方がほとんどかと思いますが一応掲載させていただきました...苦笑(左が練習前 / 右が練習後)。
「疲れにくフォームを!」というご相談でしたがそもそも何が疲れやすい原因なのかを探ると...
まず Runmetrixにて「骨盤の動き」が小さいという評価に。骨盤の動きが小さいから膝や足首などの他の部位に負担が多くかかって疲れやすいのかも?確かに動画で確認してもそんな傾向がありそうです。
ではなぜ骨盤の動きが小さいのかというと...、いくつかのテストの結果、どうも股関節の〇〇と内△が硬いみたい。
というわけで、股関節や背中の可動性を改善するような種目を2つと、股関節や骨盤を〇旋させるエクササイズに取り組む(動かし方のコツを覚える)。
一度にたくさんのことをすると頭も混乱するので今回実施したのは3−4種目で、走る練習もしていませんが、ひとまず手応えは良好です!まずはご自宅で今回の内容に取り組んでいただき次回以降さらにトレーニングをバージョンupできると良いですね笑。
こんな感じで問題の原因を探り、原因に応じた対処をしていきます。
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