Sokka.でおすすめしているRunmetrixを使ったフォーム改善についてご紹介。1ヶ月ぶり2回目の今回は早速ですが番外編。
一つ、大切な前提として「体の問題とテクニックの問題は別」という考え方があります。
例えば、上のイラストのような交通事故の場合、その原因は車にあるのか?ドライバー(運転手)にあるのか? 「タイヤが片方パンクしていた」「ブレーキが故障して止まれなくなった」というのは車の問題。「よそ見をしていて突っ込んだ」「ブレーキを踏むのが遅かった」というのはドライバーの問題です。
車に問題があるのに(例えばパンクしている)、ドライバーに「ちゃんと運転しろ!」といったところで問題は解決せず、ドライバーが悪いのに(例えばよそ見をしていた)車を整備しようにも何の問題もない...。
ランニングフォームも同じで、例えば「骨盤の回転」のスコアが低いのは「股関節が硬いから」なのか、それとも「単に骨盤を回転させる走り方を知らないのか」、もしくは「両方」なのか...!?
股関節が硬くて骨盤が回転しない人に一生懸命走り方を教えても仕方がない。なぜならそもそも骨盤が回らないから!(笑) でも、そんな時には股関節のストレッチなどをすると、それだけでスコアが改善するかもしれません。
逆に、体はよく動くけど走り方がよくわからない人が一生懸命ストレッチなどに取り組んでも大きな変化はないかも。なぜなら元から体の動きに問題はないから。そんな人はストレッチなんかより走り方を教えてあげた方が良いかも。
その問題(スコアが低い)の原因は何なのか!? まずはそれを見極めることがポイントかと思います。
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