2024-7-14(カーボンは悪ではない!)

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YONEXの新作 CarbonCruise SR

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YONEXの新作 CarbonCruise XR

最近、「カーボンは負担が大きいからケガをする!」「私にはカーボンは無理!」とお客さんに言われることが増えた気がしますが、それを聞くと少し悲しい気持ちになる...。なぜならそんなことは全くないから!

特に大切なポイントはプレートの「硬さ」かと。走るスピードや脚力に最適な硬さのプレートを選べば問題ないどころか得られる恩恵も非常に大きい。例えば、速く走りたいなら "硬い" プレートの靴が、ゆっくりペースなら "硬くない(適度にしなる)" プレートの靴がオススメです。

逆に、速く走りたいのに柔らかいプレートの靴を履いても特に効果はないし、ゆっくりペースなのに硬いプレートの靴を履くと脚の負担は増えてしまう。

硬すぎるプレートの靴を履くと接地時間が長くなったり、足首の発揮する力が増加したり、一方で股関節や足指の付け根の関節の可動性は低下したりするんだそうです(参考→)。

よく言う「カーボンは脚を痛める!」的な注意はこの "硬すぎる" プレートの靴を選んだ場合のことでしょうか!?

最近は一言で「カーボン」と言っても、様々な硬さ、形状のプレートの靴が増えています。確かに少し前はエリートレベルの限られたランナーが使用する道具だったので硬すぎる場合が多かったですが、今はそんなことありません!


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例えばYONEXのランニングシューズに内蔵されているカーボンプレートは要チェック!

バドミントン等のラケット製造で培われたカーボンの加工技術は実に素晴らしく、他とは少し違うカーボンプレートの形状や適度な"しなり"をしています。どちらかといえばトップランナーというよりは、一般市民ランナーやこれからランニングを楽しみたい〜という方にオススメです。

カーボンは...という方も、まぁそう毛嫌いせず、悪者と決めつけず、一度適度に "しなる" プレートの靴を履いてみてはいかがでしょうか。







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